経営学入門 日経文庫の上下 :本と雑貨のお写真blog 忍者ブログ
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経営学の入門書ですね。簡単にまとめます。

組織論
あんま面白くなかったので、すっ飛ばして読みました。とにかく状況ごとに適切な組織があること、インセンティブが働かないような組織形態はよくないこと。あと集団意思決定と個人意思決定の違いですね。其の集団意思決定の中で同調過剰という現象が起きます。其れはつまり、多数派は社会的圧力を行使、そして、自らの主張を強化・・・こんなところ。それによってちょっと現実が曲がって見えてしまうことも。。

インサイドアウト・アウトサイドイン
この両方の視点が重要。たとえば・・・ インサイドアウト・・・私たちはこれこれこうが得意だからこれをやればいいはずだ!(昔からある企業に多い)
アウトサイドイン・・・いま流行りはこれこれこうだからこれをやればいいはずだ!(新興企業に多い)
このどちらかだけでも、其れはバランスを欠いた視点ですよ。

無形資源
企業買収。其れにおいて、有形資源(実際にあるもの、お金、工場、土地とか)と無形資源(ノウハウ、伝統、取引先、流通関連、原料の入手ルート)の両方を期待する。

経験曲線
あるものを多く作れば作るほど、コストが圧縮されるというもの。其の経験曲線の価格の上を行く戦略が、利益戦略。下を行く戦略が成長戦略。

マトリックス
コストリーダーシップ |  差別化   |
------------------------------------ 
コストオンリー    |  差別化ONLY |集中戦略と呼ぶ

花形        |  問題児  |成長率が高い製品
------------------------------------ 
金を生み出す    |  負け   |成長率が低い
------------------------------------
得意分野        不得意分野
この状況を整理すること!「問題児」は切るか花形商品に成長させる。「負け」のものは切る。

スタックインザビルド仮説
コスト型と差別化型。両方お金になるんだけど、中途はんばだとうまくいかない。例・・・昔の日産。

構造苦境業種
もう、ライバルが多すぎて大変の業種。日本においては電気とかそうかな?ま、三洋潰れそうだし。

グローバリゼーション・ローカリぜーション
グローバル化といわれるが、より其の地域地域にあった戦略が求められる。そういういみではローカリぜーションも進行していると考えられる。

日本経営、アメリカ経営の目標
アメリカ
企業価値一本にしぼって・・・どーのこーの株主価値の最大化
日本
利益も大事、成長も大事、従業員の雇用、株主の利益取引先地域社会全部大事。

私の感覚でも日本の目標の方がしっくりくる。ただ、こういう目標をいって優先順位をつけないで何一つ達成できないよりは、アメリカのように優先順位を明確にして一つだけでも達成した方がましな状況というのはあるかもしれない。
目標他言説はなにもしないということの言い訳になりやすい。利害関係者が多いと何をするにでも犠牲になる人たちがいるのです。

社内ベンチャー
開発実行組織。大企業の中に利益責任を伴う小企業を作ることによって大企業病を克服する。

開発手段
買収、社内ベンチャー、提携、ベンチャーキャピタルになる、ライセンス、社内開発などなど・・・・。


以上、この本のメモでした。

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