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日本(イルボン)のイメージ―韓国人の日本観
著者:鄭 大均
価格:¥ 735
中央公論社
4121014391
韓国から見た日本の話です。反日集団と見られてるんですが、どうなんでしようか。のぞいてみましょ。
全体をとおしてレポート
日本に対して複雑な感情があるのは理解しなくてはなりません。併合の歴史がありますから。-+両方のイメージが混在。たとえば「残酷」と「親切」、「狡猾」と「まじめ」とかね。メディアからのイメージと実際に見たイメージがかけ離れてたりしてこういった矛盾した現象が起きているのでしょう。そのメディアと韓国のエリート層なんですが・・・・。メディアって日本でもそうですが、メディアって自己をヒーロー化するじゃないですか?その悪役が韓国では「日本」。其処にエリート層が教科書で参戦!!「俺ら抗日ひーろーだぜぃ」みたいな。。昔は北朝鮮もその悪役を役割分担していたから実際の日本を見れば回復したのですが、最近は実際の相当な色眼鏡を書けて日本を見てさらに自己のイメージを強化してしまう例もあるようです。また朝鮮半島は民族が他に例がないぐらい均質。そういった状況だと「我々は優秀な民族である」というように優位性や固有性をメディア、教科書に流しても批判者が現れずそのまま通ってしまう。単一民族であるが故、ナショナリズムや選民思想に流されてしまう。そういう土壌にメディア・政府が水をまいたんですね。
だが、いくら優れていると主張しても物や金という即比べられる物では上下は明らかじゃないですか。たとえば、規模で言えば日本韓国だと日本の方が大きいに決まってるし輸出量も多い。そこで「文化」を持ち出すんですよね。「文化」は優れていると言う。文化って比べられる物ではないじゃないですか。日本文化対中国文化対ヨーロッパ文化対アメリカ文化・・・・・勝ち負けなんてあるはずがない。しかし其処が優位であると言い切ってしまい、さらに日本とか韓国という国家ができる近代以前にまで逆戻って文化の優劣をつけようとする。そうした状況で日本の様々な文化は残念なことに直接の形だと拒絶されてしまうんです。
珍しく箇条書きではなく文章でまとめてみました。ちょっとつかれたよ・・・。
次はミクロ話・・・・
ミクロすとっぷ視点
大学の閉鎖性が生む過激派
世界に開いていない狭い世界で現実を認識せず過激な思想に染まることは多いようです。日本も昔ありましたよね。で、過激だった彼らは会社に入って変わった。・・・うん。人間変わるんですよ!
引用
「見栄っ張り政治家たちはもちろん、知性人たちまでも、日本に腰を折ることを自己卑下といい、そのために生活が苦しくなっても自尊心だけは高い、という姿勢。まぁ、これならこれで尊敬すべき韓国の誇りかもしれない。しかし日本がやることは事あるごとに、軍事大国化だ、覇権主義の追求だ、統一反対だ、と避難しながら謝罪して技術をよこせというわけだ。」
これは韓国の方の疑問です。うん、そうだよ。だからお互いしゃきっとしよう!
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裁判官の爆笑お言葉集
著者:長嶺 超輝
価格:¥ 756
幻冬舎4344980301
そう、人間なんですよ。あたりまえなんだけどね。だから、気持ちがあって感情があるの。でも法の中で裁判は行われなければいけない。ある種矛盾ですよね。そんなことがよくわかる本でした。だけど、まぁそれぐらいかな。まぁ、爆笑はしないですよ。
ALL IN ONE―The Ultimate English Guide
著者:高山 英士
価格:¥ 1,995
Linkage Club
4947747102
All in one。ぜんぶてんこ盛りです。リーディングライティング文法構文単語熟語リスニング・・・。全部徹底的に覚えてやってやってくのもよいとは思うのですが・・・。ちょっとそれはつらすぎる!!!という私みたいな方へ・・・・。
毎朝、出かける前に5分ぐらい時間とって今日の7センテンスをだいたい頭に入れます。そしたら・・・、移動中その7センテンスを聞きまくる!!!くりかえしくりかえし頭の中でくちづさみながら。私はチャリ通20分なのでその間聞きまくってます。そして・・・帰りも同じ事をします。1日14センテンス!!!いいですね~。
ちょっと複雑化しますが、出かけた初っぱなは昨日のセンテンスを聞くと繰り返し効果が効いてなおよし!!。
ただし・・・・All in one のリスニング英語は早いですよ。。がんばってください。
モルヒネ
著者:安達 千夏
価格:¥ 570
祥伝社
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つらいお話・・・。自分の中のこどもごころは「ぎゃー、こわ」とかってなってたけど何時までもそんなんじゃだめなので。。。
母を自殺で、姉を父親の暴力で失った自分。自分が死ぬ自由を獲得するために医者になった。自分は医者で死を自分で握りしめていることで落ち着いていられる。そして、お世話になった義母のため彼女の死ぬ前には死なない・・・。達成感の得られることのない努力。姉を救えなかったことに対する事故懲罰。。そんな風に生きる。ある日で再会した元彼が余命幾ばくか・・・モルヒネを打って殺してくれという。どうしよう?自分も一緒に死んでしまおうか。。。そんな彼とアムステルダムへ旅に出る、しかし彼は途中で消える。。。彼は彼の最後を好きなように生きるんだ
生きてること死ぬこと、末期治療のこと。。。。結構重い話題。モルヒネという題名に惹かれて安易に読まないように。
右翼と左翼はどうちがう?
著者:雨宮 処凛
価格:¥ 1,260
河出書房新社
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右翼と左翼です。
右翼の反対が左翼というのは間違い。でもどう違うかとかちょっと私の中でかなりごっちゃになってました。右翼の人の方が「これより過激な左翼的な思想じゃない」とか思うようなこといってみたりするし・・・。まぁ、それをある程度まとめてくれて整理してくれる本でした。ほんとは結局は人の数だけ考えがあるんですけど・・・でもグループ分け&整理は必要ですよね。。さて内容です。
まず全体的なの
反米について
反米右翼:米軍反対、天皇制と靖国神社関連とのつながりが強烈。復古的で文化とかそういったたぐいのものを大変重視する。天皇制を否定する共産主義は絶対にだめ。(天皇制がみそ)
親米右翼:中国、北朝鮮、あるいは韓国に対してかなり敵意を抱く。天皇制+靖国とつながりが強い。
親米右(ネット右翼?):中国、北朝鮮、あるいは韓国に対してかなり敵意を抱く(というかこれがメイン?)。弱者にかなり冷たい。
反米左翼:天皇制+靖国反対。米軍反対、資本主義社会反対。つまり・・・現状におけるだいたい全部に反対。
反米左:天皇制はまーいいのでは? 行き過ぎた資本主義社会反対。靖国反対。米軍反対。
親米左翼:消息不明です。とりあえずあんまり聞いたことがありません。
右翼という言葉につなげるものとしてはやはり「天皇」はキーワードですね。だからいくら反中でも天皇がらみがなければ、右翼のカテゴリーには入れないで整理することにしました。だから、右翼と右は若干ベクトルが異なる感じで受け取ってもらえれば整理しやすいかと。
資本主義社会に対する意見
右翼・左翼ともに現状に対する不満が根底にあります。そして現状というのは・・・・資本主義ばんばんの世界、限りない自由競争、低賃金、低所得、働いても働いてもお金にならない現実・・・。ここに対する問題意識は左右ともに持っているようで、改善するべきという意見が多く聞かれるようです。
ただ、若干気になるのが今の世界をゼロサムゲーム、誰かが勝てば誰かが負ける的に捕らえている人が多いようで、世界は成長するんだ!!ということが忘れられているような気がしないでもないです。(こんな私は経済右かw?いやいやい、今の格差まずいとは思ってますよ。ただね、そのアプローチの仕方が・・・難しいんだよね。)
経済的な右みぎ左ひだり
全くの軸に表されると思ってよいでしょう。私は経済至上主義がちょっと入ってるのでこれが一番重要だと思ってますが・・・。
左 ← 真ん中 → 右
弱者支援優先 成長優先
右翼でも今の現状は弱者に対して厳しすぎるという人いますし、左翼でも累進課税に文句たらたらの人もいます。また、左翼がインテリチックで右翼が体育会系というところから、若干左翼側の方が収入が多くて、経済的な左右が逆転する現象も発生してるかもしれませぬよ。今の右翼左翼、現状に対して両方とも左気味な気がします。
左翼の活動 過激な活動→やわらかーく
昔は左翼はばりばりかなり過激な活動していましたね?角材にヘルメット・仲間殺し・浅間山荘・爆弾テロ・・・・
だけれども、これに若干の左翼+左はどん引き。今はどん引きした彼らが主体になって環境問題とか、この前のジュゴン騒動とか、原発とか、そういったアプローチで宣伝活動を続けています。(これがね・・・今、よくよく右・ネット右翼にたたかれるんですよね)
教育の問題
さっきインテリ系はどちらかというと左が多いということちらっとふれましたね。そして・・・教育系は左が多い。そのあたりでも、右翼と左翼でけっこうぴりぴりする要因になったりしてます。。
さてと個別的なおもしろかったこと。
クリスマスぶちこわしイベント
商業主義、ぼったくり主義に反対して、六本木ヒルズでくりすますに鍋をするという闘争があったらしい。
住友不動産
住友不動産は強引な地上げ、土地漁りをしていたらしい。マスコミもすでに押さえられていた。そこである3人が、社長宅に立てこもり。1時間後に目的は達したと投降。その後、週刊誌などに、住友不動産の悪行の数々がかき立てられたそうです。(でもこれ・・・ネット上にはほとんど出てないね。。もしやこれも住友不動産の仕業かw?国立国会図書館とかいって資料調べないと無理かもしれないです。あ、まぁそんなところだから鵜呑みにしないで。)
みんな天皇反対?
なんか左翼の先生がそんなこといってるってかいてあったんですが・・・いや・・そりゃないから。。天皇がずるいとか・・・夢にも思いません。私にはあの仕事苦痛で耐えられそうにありませぬ。
こんな感じでした~。整理にもってこいです。かなりおすすめ。
戦争とゲーム理論の戦略思考
著者:竹内 靖雄
価格:¥ 1,785
日本実業出版社
4534038798
かなりどっしりした本でした。しっかり読まないと駄目です。あと、タイプによってはこの手の本を排除してしまう人もいるかも。たとえば、信じるものは救われるタイプとか、正義とか忠義とか大切にする方とか。合理的な戦争と聞いた時点でふざけんなと言う感じのひととか。。。私は正義とかそう言った類のものを全否定はしません(本はほとんど否定していますw。。)。それに合理的戦争ってなんだ?という疑問や疑念にも同調できる部分も多々あります。が、そういう事に基かないものの考え方をする人も少なくとも存在するので、彼らが何のあたまんなかをのぞいてやるっていう気持でもいいから読んで見る事をオススメします。ちょっとおたかい本ですけどね。。それだけの価値はありますよ。
まとめます。
合理的戦争とへんな戦争
何のために戦争をするのか。目的のために戦争をするのが本来だ。だから戦争は目的達成のための一つの手段でしかない。目的とはなんだろうか。崇高な理想、天下統一だけではない。正義回復のための手段である。
でも実際にはヘンな戦争もある。あいてに損害を与えるための戦争や、途方も無い目的をあげた戦争。それは目的と戦争がほぼ一体となっていて、目的達成のための他の手段が考慮されることは無い。
例えば、銀行強盗を考えて見れば分かる。彼らの目的は金を得る事であるが、彼らに他にもっと言い方法がある。まっとうに働いた方がはるかに楽であると説いても無駄。彼らは銀行強盗がしたいのだ。
そして、、、こんな感じの戦争がある。例えば・・・秦の始皇帝・ナポレオン・ヒトラー・・・片っ端から銀行を強盗していくようなやりかた。。。いずれ破綻する。
戦争のタイプ
カイヨウさんが挙げている。わかりにくい物は具体例を。。
国家以前の狩猟型戦争・略奪が目的
ポリスの戦争・古代ギリシア
征服戦争・チンギスハーン
帝国戦争・ローマ帝国によるもの
帝国の崩壊・再編
中世の儀式的ゲーム的戦争
国民国家の戦争・日清、日露、とかこれ。
国民国家群の戦争・WW1 WW2
現代の帝国戦争・中国の対ベトナム戦争・アメリカのアフガニスタンにおけるもの・ソ連の衛星国鎮圧戦争
ゲリラ戦争
民族宗教戦争
テロリストの対国家・対帝国戦争
合理性・ルールがあるものから無いものまで様様ある。それぞれの細かい説明は、42p~46pに。。。。
ビジネス
ビジネスはルールと其の強制者である国家、が存在する点で戦争とは大きく異なる。また目的も自身の利潤の確保、そのための優位確保が目的であって、あいての抹殺・圧倒ではない。あいての抹殺を考えるビジネスは、利益の最大化を第一目標においていない時点で何かおかしい。
孫子
戦争とは相手をだますことを基本とする
万全の備えをするべし。あいてに何も期待してはいけない。(例えば攻めてこないことを期待するだとか。。
官僚と武士の話。
さて、孫子からくる「兵は軌道なり」。武士は戦の専門家である。つまり策略、詐術に長けている。(じっさいどうなの?ってかんじだが・・・)だから、商人が束になっても勝てない。
さて・・・官僚は武士の末裔である。官僚言葉で理屈を並べ、自分たちのために正当化し具合が悪くなると責任をとらずに逃げる。すばらしいw。彼らは商人と違って、契約に縛られて約束を果たさなければならないということが無い。
信長イタリア版
チェーザレ・ボルジア。
陰謀を企んだ部下を暗殺、国の統一を諮るため民衆を弾圧するよう有能な部下に命じたが、民衆の憎悪が芽生えた瞬間、部下に罪を着せ処刑。死体を民衆にさらした。
でも・・・君主論的にいうとこれがただしいらしい。
中立はおろか
中立を守った場合、近くで勝った国からは信用されず、負けた国からはうらまれる。
弱者連合で強者に対抗すうる場合、現状を維持できる。
圧倒的な国が他に存在する場合、選択肢は無い。高く売ることを心がける。
陰謀の成功への道
直前まで誰にも言わないことだ。
上の地位ばかりを目指す官僚組織
年功序列。年を重ねるごとにポストがあがっていく。一見自然に見えるが・・・。
意外と近いところに柔軟な運用方法がある。たとえば・・・・
日本では首相経験者が普通に平の閣僚になる事はよくある。
大学でも、学長を勤めた人が任期をおえて、元のひらの教授になる事はよくある。
それは全然不名誉でもなんでもない。
能力の使い方として、きわめて合理的である。歳に関係なく、地位に関係なく、能力の発揮できるところで、貢献できる。
リデルハートさん
現段階に集中し過ぎて・・・・
次の段階への準備を忘れてはならない。
失敗した作戦を・・・
繰り返しはならない。今度こそは・・・とおもってもたいがいうまくゆかないもの。。。
必要に迫られて・・・
必要に迫られている時点でアウトなんですよ。其の時点で無能。それまで、決断力が欠けていたために、最終的に追い込まれてどうしよもなくて・・・した、というのはリーダーのあるまじき無能、不決断をごまかすためのずるい手口なのだ。(日米戦争なんていまだに「必要にせまられて・・・」の人がけっこういますよね。。。有能なリーダなら常に自分が取れる選択肢を多く確保しておくべきですよね。)
米中戦争・日中戦争
SFの世界では魅力的な話題らしい。最近は日韓戦争も密かなブームww
自爆攻撃
本来ならば、自爆攻撃とは全くの自滅行為である。其れを正規軍の戦略とした日本は相当異常な状態だった。特攻で多くのパイロット・航空機を失ったが其れは戦局に作用しなかった。ゲリラ戦法でも、兵士の命は貴重だ。そもそも特攻してくれるような忠誠心のある勇敢な兵士を失うような戦法は不合理きわまりない。
ところで、今よく行われている自爆テロは如何だろうか?不合理といいきれるのだろうか?あれには別の計算が働いているらしい。いま、物理力のみに頼る戦争は終わり、国際世論、メディア戦略、印象といった様様な要素が絡む。そんな中での自爆テロ攻撃は爆弾より断然大きな力をもっている。
経済学的戦争ではない
今起こっている戦争は、合理的な損得勘定や経済学によって解消できる問題ではない。其れを逸脱する要素が働いている。アメリカは世界帝国でパックスアメリカーナを提供するために、合理的な経済学的な立場に戻るべきである
重商主義とゼロサムゲームではない、今の世界
前、私のブログで議論があったときにどなたかが「所詮この世の中はゼロサムゲーム」といってたのが気になったので・・・・・。
確かに過去には経済の世界はゼロサムゲームだと思われていた時期がありました。其れは重商主義の時代、世界で保護貿易の嵐・・・学校でもブロック経済として教わったはずです。自国経済を保護し、輸出を活発に行い、黒字を作って他国を打ち負かさなければならにという固定観念です。
しかし・・・今の世の中、ぐるぐるまわって繋がりまくっています。それでよりよい戦略は全体での成長戦略。無理にゲームで言うならたまごっちか?w自分の成長、相手の成長が相手の得であり自分の得でもある、相手を潰して喜ぶのは愚かなことだそうです。
各個撃破
なかなか・・・むずかしいんだ。だけどね、敵さんを自分の利害だけで行動する集団に分断した上で各個撃破する。一度に相手にする相手は少ない方がよいのです。
企業のレベル
レベル4 ばれなければいい、得になるなら犯罪でも何でもやる
レベル3 犯罪は駄目、でも法律で禁止されてないことなら何でもやる
レベル2 法律を守るのはもちろん、世間をお騒がせしない
レベル1 おかねも稼ぐが、社会貢献もする
さて、徳は得です。レベル1を目指してがんばりましょう~、と結局は功利主義。前から社会貢献を社是に揚げた企業も多かったのです。しかし・・・バブルが崩壊し貧すれば鈍する、それどころは無い・・・・結果生まれたのが三菱自動車、雪印。これらはレベル4である。
お金を儲けるためには必死に1を目指すべきである。ただし、鍍金で良い。偽善めっき?アメリカは企業の性質を立派であるように見せるのに、まじめに偽善に徹する。さすがは資本主義総本山・・・w
巻末についてる「戦略書における名言」を読むのをおすすめします。一つだけ・・・・
「人間は、悪党になりきることも善良になりきることも、まず出来ないものである・・・。」
えっと、一般的にこの本を読め!!とは申しません、、、が、人間同士の競争の激しい(その、テストみたいに具体的な数値としてあらわれない競争ね。)場所でバリバリやってこう!!!という人は、読むことをオススメします。いろんな話題がまとまってて読んでて面白いし、激しい場に入れられた場合、役に立つと思われます。ただ・・・あんま、まったりした空間にまではこういう考えを持ち込んでほしくないな・・と思うのです。
デザインのたくらみ
著者:坂井 直樹
価格:¥ 1,680
トランスワールドジャパン
4925112562
デザインの本でした。だけど、いつになく内容がこいぞこりゃ!!!いっぱい書いちゃいます。
フィリップ・スタルクさん
工業デザインの父?。とにかく有名みたい。私はデザインを専攻しているわけでは全然無いのでよくわからないんだけれども、この名前覚えておこう。そして調べてみよう。
フィリップさんのサイトです→http://www.philippe-starck.com/
いろんな物が見れます。工業デザイン・建築・家具・・・・かなり見ごたえありますのでご覧になってください。(英語とかです。)
なんか日本っぽいデザインもあったりなんかして。
デザインの会社・ナイキ
大勢のデザイナー、十分な環境、独自の発想、個々の尊重・・・そしてデザインの経営への直接の関与。
ちょっと日本のデザインの完成へのプロセスと違う。日本の場合(あんま、一くくり可笑しいのかも知れないけど、許して。だいたい分かるでしょう?)個人のデザインが採用されることは少なく、複数の人間が集まってデザインを作ってゆく。そういう中で、万人受けする落ち着いたものは出来るが良くも悪くも飛びぬけたものが出にくいらしい。(後述の世界の椅子と日本の椅子に登場する日本の特徴も影響しているかも知れませぬ)
日本のグッドデザイン賞を見ても奇抜なものより手堅いものが好まれる感がある。わざと突拍子も無いものをもう少し選んでもよい気がする。
世界の椅子と日本の椅子
欧米の椅子。ずっしりした椅子。存在感のある椅子。其れはステータスであり権力の象徴ともなりうる。一方で・・・
日本の椅子。昔からの日本の理想の空間は何も無い事。ほら、茶室にだって何も無いでしょう?畳の部屋にコタツだけ。ほっとするでしょう?さて、椅子ですが・・・。どうしましょう?そこで椅子を逆説的に使って見る。たとえば、すっからかんを強調するために何かアクセントを置いてみる。赤い、ちっちゃい椅子とか如何?
日本の家の空間は家具をもてあましている。いらないものを溜め込みすぎている。いっそのこと一気に整理してしまえ!!!
ホテル
ホテルはショールームとしての役目を持つ。例えば椅子で考えてみよう。100室あるホテルに椅子を納入するとする最低100脚つくられる。作る側としても十分なロットが確保できる。つまり、オリジナルを作れる魅力的な環境なのだ。デザイナーにとってはすばらしい。
韓国デザイン
玉石混交。面白いの・だっさいの・かっこイイの・先進的なの・つかいにくいの。なーんでもあり。其の生み出される過程は・・・
ルート1 要求「どこにも無いデザインをしろ」
デザインのいい物で新しいものを作る。これは相当むづかしい。そうホイホイできるものではない。その状態で、上記の要求が来る。そうすると奇抜なのがたくさんできる。
ルート2 要求「これに勝つものを作れ」
まずいきなり他社の製品が持ち出される。そして上記の要求が来るわけである。デザインはライバルに勝つためのもの。。ライバル基準の相対的な価値創造となる。
関係ない話。
先日韓国のイージス艦が進水しました。こうゆう類のものの作り方は確実にルート2です。「アーレイバークに勝つものを作れ。こんごう・あたごに勝つものをつくれ。」その結果、多くのミサイル・CIWSの類を積んだかなりの重装備艦となるわけです。(逆に日本についていえば、常に消極的な設計です)
和のグローバル化
和がwaに進化しました。めでてぇ!超めでてぇ!!!。現代的な生活になじむ、質素で使い勝手のよい、気張らない、落ち着きのある、そんなデザイン。モダンジャパニーズデザインです。この言葉覚えて起きましょう。
香水のボトル
美しいボトルのデザインに強く惹かれるようです。なんていうかな、内面的なファッションみたいなものかな?
かぁ~わいい!
「かわいい」という判断基準。これが日本においては大きなウェイトをしめてるみたい。私はほとんど発した記憶の無いことばだけど、よく聞くもんね。さぁて、次のかわいいはなんだろ?
花火 HANABI!!!
ひゅーって上がってバン!という花火。実はめづらしいらしい。うーん、武器が発射された音に聞こえなくも無い。それこそバグダッドでやったらパニックだろう。平和な日本だからこそ、あー花火あー夏だあー祭りだ・・・と思えるのかも。
ん?まてよ。ホントにバグダッドでやったらパニックだろうか??想像以上に皆楽しめるんでは無いだろうか。だってあんな美しいんだもん。できることならあの美しさを是非プレゼントしてあげたいよ・・・・・・。あんな素敵な火薬を人殺しに使うあほらしさに気付いてくれるのでは無いだろうか。。なんか・・・考えるか?チグリス川・ユーフラテス川のほとりで花火大会。
光造形技術
調べて見ました。CAD→プラスチックのモデルができるらしい。すばらしぃ。でも最後には職人さんの仕上げ、微調整が必要らしいです。
光造形技術のリンク→http://www.tlw.co.jp/intro/ref/hikari.htm
大江匡さんの建築
すべて3Dで行われる。彼のプレゼンテーションは無茶苦茶愉しいらしい。最終系にかなり近づいた形で、誰にでも分かる形で事前に形、色、雰囲気までもが把握できるのはすばらしい限りだ。ねじの一本まですべてズームUPできる。この細かさもかっこイイ。
大江匡のページ→http://www.plantec.co.jp/index2.html
お疲れ様でした。オススメの本です。ちょっと支離滅裂ってるところが無いでも無いけれども。たとえ単語レベルであっても優れてると(もちろんその単語に興味を持たせる内容も必要だが・・・)、そこからまたwebを通したりしてすばらしい世界に繋がってくる。。。。すばらしぃ。
eco‐design handbook
著者:アラステア ファード=ルーク
価格:¥ 3,990
六耀社
タイトル写真は本の中身です。
この本の中で私の一番のお気に入りは子の椅子。プラスチックで出来ているという経済性そして美しさを備えたすばらしい品だと思いますね。よく外の置かれているプラスチックの椅子って最悪にダサいじゃないですか。同じ素材、同じ労力でも此処まで美しくできる事を皆似知ってもらいたいと強く思うのです。
ついでに、この椅子は・・・
プランス製
メーカー XO
素材 ポリプロピレン
リサイクル可能な単一素材。
だそうです
兵器と戦略
著者:江畑 謙介
価格:¥ 1,365
朝日新聞
4022596058
えー・・・・一般的な誤解を解いている部分は一気に省略。マニアックに気になった部分をまとめます。
ロシアン核
核をもたないロシア。其れは大国ではない。デンマークレベルか?(近年、石油資源等好調だから、もちっと大国。)ロシアは核をもつからこそ大国でいられる。其れは厳然たる重みを持っているのである。一方・・・ウクライナの核。こちらは全く力を持たない。なぜなら使えないことが一層はっきりしているからである。(今はもう無いはず。)ロシアの核兵器管理体制は、ある一面において、アメリカの其れより厳重であった。複雑な仕組みによって党中央からの指令のみしか受け付けない設定になっている。こうなった状態の核はさすがにあまり意味を持たないらしい。
南アフリカ+イスラエルの噂話
ある日ソ連の早期警戒衛星が、閃光をとらえ、モスクワはワシントンに報告。アメリカが偵察衛星を其処にむけたところ雨のように曲がった鉄塔の残骸が・・・というどこまで本当かわからない話もある。
以下は事実。
過去に南アフリカは核兵器を数個保有。後に破棄したとのこと。
ケネディ
「すべての男も女も、子供たちも、非常に細い糸で吊り下げられたダモクレスの核の剣の下で生きている。其の糸は、事故、檎酸、狂喜によって、いつ何時切れるか分からない。」
今は、ちょっと糸が太くなったってとこか。。。
ダミーパトリオット 対世論ぱとりおっと?
湾岸戦争時、イラクは通常弾頭であったがイスラエルに弾道ミサイルを打ち込んだ。イスラエルも、強硬派が多数いた。しかし、様様な政治状況からイスラエル参戦は事態をきわめて複雑な字体に落とし込む事は確実だった。そこであめりか・・・・
弾道ミサイルを落とすパトリオットミサイルを配備、迎撃に「せいこう」w。そうして、イスラエル世論はおちついたとさ。
なぜかパトリオットってただの対空ミサイルのはずなのに政治力がある。
ソ連の人工衛星は原子炉をつんでいる?
そう書いてあるんですが・・・間違いじゃない?プルトニウム電池のことか?
ずさんそれん
ソ連はアメリカの人工衛星の目をごまかそうとダミーの戦略原潜を建造。しかし、低気圧が通過し、外板がはがれてしまったwww。アメリカ側の失笑をかった。
偵察衛星のステルス性
こんなものにまでステルスが必要だとはしらんかった・・・。上空を通過してもレーダーで探知されないようにステルスを考えるようです。また、人工衛星が通ると分かっている時は軍艦の出港、ミサイルの移動は控えるようです。(だから、日本の人工衛星の軌道要素が漏れた事件は余りよろしくない。かなりよろしくない。)
偵察衛星の限界
見えないところは見えない。よるは余り見えない。天気がわるいとあまりみえない。見てないところは見えない。つまり・・・万能ではありませんよ。
まっとうな兵器
まっとうな古い兵器>信頼性の低い新しい兵器
信頼性の高い新しい兵器>>>>>>>>まっとうな古い兵器
おわりです。
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