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兵器と戦略江畑 謙介
兵器と戦略


著者:江畑 謙介
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朝日新聞


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えー・・・・一般的な誤解を解いている部分は一気に省略。マニアックに気になった部分をまとめます。

ロシアン核
 核をもたないロシア。其れは大国ではない。デンマークレベルか?(近年、石油資源等好調だから、もちっと大国。)ロシアは核をもつからこそ大国でいられる。其れは厳然たる重みを持っているのである。一方・・・ウクライナの核。こちらは全く力を持たない。なぜなら使えないことが一層はっきりしているからである。(今はもう無いはず。)ロシアの核兵器管理体制は、ある一面において、アメリカの其れより厳重であった。複雑な仕組みによって党中央からの指令のみしか受け付けない設定になっている。こうなった状態の核はさすがにあまり意味を持たないらしい。


南アフリカ+イスラエルの噂話
 ある日ソ連の早期警戒衛星が、閃光をとらえ、モスクワはワシントンに報告。アメリカが偵察衛星を其処にむけたところ雨のように曲がった鉄塔の残骸が・・・というどこまで本当かわからない話もある。
以下は事実。
過去に南アフリカは核兵器を数個保有。後に破棄したとのこと。


ケネディ
「すべての男も女も、子供たちも、非常に細い糸で吊り下げられたダモクレスの核の剣の下で生きている。其の糸は、事故、檎酸、狂喜によって、いつ何時切れるか分からない。」
今は、ちょっと糸が太くなったってとこか。。。


ダミーパトリオット 対世論ぱとりおっと?
 湾岸戦争時、イラクは通常弾頭であったがイスラエルに弾道ミサイルを打ち込んだ。イスラエルも、強硬派が多数いた。しかし、様様な政治状況からイスラエル参戦は事態をきわめて複雑な字体に落とし込む事は確実だった。そこであめりか・・・・
 弾道ミサイルを落とすパトリオットミサイルを配備、迎撃に「せいこう」w。そうして、イスラエル世論はおちついたとさ。
なぜかパトリオットってただの対空ミサイルのはずなのに政治力がある。


ソ連の人工衛星は原子炉をつんでいる?
 そう書いてあるんですが・・・間違いじゃない?プルトニウム電池のことか?



ずさんそれん
 ソ連はアメリカの人工衛星の目をごまかそうとダミーの戦略原潜を建造。しかし、低気圧が通過し、外板がはがれてしまったwww。アメリカ側の失笑をかった。



偵察衛星のステルス性
 こんなものにまでステルスが必要だとはしらんかった・・・。上空を通過してもレーダーで探知されないようにステルスを考えるようです。また、人工衛星が通ると分かっている時は軍艦の出港、ミサイルの移動は控えるようです。(だから、日本の人工衛星の軌道要素が漏れた事件は余りよろしくない。かなりよろしくない。)


偵察衛星の限界
 見えないところは見えない。よるは余り見えない。天気がわるいとあまりみえない。見てないところは見えない。つまり・・・万能ではありませんよ。



まっとうな兵器
 まっとうな古い兵器>信頼性の低い新しい兵器
 信頼性の高い新しい兵器>>>>>>>>まっとうな古い兵器




おわりです。
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