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グローバル経済を学ぶ野口 旭 グローバル経済を学ぶ
著者:野口 旭 価格:¥ 756
筑摩書房


4480063633




グローバル経済を学ぶ

 うん。いい感じでまとまってます。ただ、専門知自慢、世間知をバカにしたっていうかそういうところが多少鼻につきますが・・・。(なんていうか、専門家がとんでもを言ってるときもあるのよ。。)まぁ、そのぐらい我慢して読んでOkな本ですよ。





はい、と言うことでまとめ。


 世界の繁栄する場所とは貿易が盛んなところ

地理なんか習うとよく言われるんことで、アジアNIESが発展したのは輸入代替型から輸出志向にかわったから、てのがあるんですがそれはごく一部。一番大切だったのは、輸入代替のための保護貿易→経済の対外開放政策を行ったこと。それに比べれば輸出振興策なんてちっちゃい物です。


 日本はグローバリズムの先駆である。

よく考えればそうですよね。前から、オーストラリアとか中東から原料輸入し、アメリカとかいろんなところにいろんなもん売り飛ばしてたのは誰だ?って話ですよ。グローバリズム批判は自分のところに帰ってきますよ。

 構造調整

比較優位産業に資源を集中させる際、起こる現象。其処では劣位産業が縮小を迫られる。つらいね・・・・。


 ジョージソロスさん
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B9&oldid=13789654 なんか・・・よくわかんない人。カジノ経済の戦犯?それとも優しいひと?


だめな議論とは・・・

定義がはっきり定まらない、中心的な部分の定義が明確でない事に関する議論。いやぁ、これねぇほんと多い。まず靖国神社関連なんて典型でしょう(靖国神社ってなによ?靖国神社の定義って誰が決めるのよ?)、南京うんたらかんたらもそう(研究によって範囲が違う・・・)。うーん、無駄です。


 この世界はゼロサムゲームか?

まえ、私の持ってるもう1個の方のBLOGに「この世は所詮ゼロサムゲーム」とか言ってた人がいるんですが・・・まぁ、彼の生きてた世界はそうかもしれませんが、世界経済は違いますよ。。古典派経済学より古~い経済学ではそうだったんですよ。重商主義なんて言われたりして。輸出を多く行い、輸入を制限して金銀をため込むのが富の蓄積であり、豊かなこととはそう言うことだと。。どこかが輸出を多く行い勝ち、一方が負ける。。さーて?日本、オーストラリアはいっぱい貿易してますが、どっちが勝ちでどっちが負け?非常にばからしい質問でしょう?
 ただ、「輸入をおさえつつ、輸出拡大」という呪縛からなかなか離れられない国がおおかった。だけれども、それを転換したアジアNIESは驚異的な発展を遂げられたんですねぇ。。


 日米半導体協定

ウィキペディアに出て無くてがっくりなんですが・・・。輸入の数値目標が日本に課せられた、悪名名高きアメリカの押しつけ協定です。「アメリカ製半導体を20%以上つかえ」というようなもので行政指導が各企業になされました。アメリカとしてみれば、日本に無理難題を飲ませればあとは労せずしてアメリカ製品を売れる。これに味をしめたように、次から次にとくるわけですよ。クリントンさんの時・・・。アメリカは制裁措置をちらつかせながら数値目標を日本に飲ませようとするんだけれども、さすがにそこで日本の国内世論、メディアが反発、日本も拒否。むかしにはそんなこともあったんですよ。。。



 ポテトチップ?コンピューターチップ?どっち?

ポテチを作るよりコンピューターチップつまりLSIですか?を作る方が何となく偉いように思えますが・・・・。実は全然そんなこと無い。それは勘違いなのです。ポテトチップを作ることでより安く、自分の得意分野を生かして、コンピューターチップだって手に入れることが出来る。それならそっちでも全然かまわないのです。


 ダンピング

石油をダンピングで売ってくれたら・・・うれしいよね。だれも反ダンピングなんていわないよね。ダンピングとはつまり出血大サービスなのです。。w


 つまり・・・・

政府による幼稚産業保護は、比較劣位の価格を政策的に高めて一国の経済を一時的に低下させるだけの機能しかない。。。もしも、ホントに儲かるならば・・・国じゃなくても民間でその産業を育てるだろう。なぜ、このことが国だけに出来るなんて思いこむのか。官僚や政治家の思い上がりもいいところである。


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ゲーム理論を読みとく竹田 茂夫 ゲーム理論を読みとく
著者:竹田 茂夫 価格:¥ 903
筑摩書房


4480062025



 今日は、まとめというよりも自分の考えがメインになります。

 ゲーム理論は前からちょっと興味があったんですが、どうも納得が行かなかった。その納得がいかないほうの背中を押してくれたような本でした。私の疑問とともに本書の内容を+して書きます。ミクロに行きます。

ただし、ゲーム理論批判本です。他ので一回ゲーム理論にふれてから読んだ方がよいでしょう。それにはこれがおすすめかな→http://honblog.blog.shinobi.jp/Entry/46/


戦略
 国家戦略、経営戦略。どれもかっこよく聞こえる。でも・・・ホントに機能してるのか?という疑問は常にありました。経営戦略ぐらいの規模なら機能する場合はかなり考えられますが、国家戦略となるとどうも・・・。行き当たりばったりや偶然の方が大きな価値があったりすることも多い気がします。だから、戦略を考えてずっと座ってるより、あっち行ったりこっちいったりして偶然にぶつかる可能性を高めた方がよいのかも。
   蛇足。昔AOCという戦略シュミレーションゲームにはまってましたが、だいたい行き当たりばったり。あとは戦術やテクニックでやってた気がします。すぐあとで書きますが、戦略というのには合理性というものがかなり重要なファクターになってきますね。

ゲーム理論と合理性・合理的
 ゲーム理論という今結構話題の理論がありますね。人々が合理的な判断をすることによって導かれる解・結論があるとするものです。便利ではあります。お互いにゲーム理論勉強しました~とか合理的な判断をすると分かっている時に交渉をスムーズに進めることができるかもしれません。しかし・・・・この合理的という前提が崩れた時点で結構崩壊します。そして人間って、そんな合理的だったっけ???。かなり感情的な生き物なきがします。


リアリズム
 合理性を追求することがリアリズムなら、私はリアリストではありませんね。人間の不合理、感情、気分、そんなものを織り込んでやって適当なところに収める。これが本当のリアリズムだと思うのです。BLOGとか見てるとたまに「自衛隊・米軍断固反対!存在自体ね」見たいのがありますね?それが普通~右がわ?の方に、「現実的に・現実の世界を見ろ」等々そんな感じでよくたたかれる。でも、現実は「自衛隊・米軍断固反対!存在自体ね」と思う人がいるってことでもあるんですよね。そういうの全部織り込んでやる。それでもみんなでそれに適任な方を選べるんだとおもうよ・・・



狂人理論
 さて、「狂人」相手に交渉をしてみるとします。(狂人は「」付ですよ。)
例えばですね・・・
核で脅しをかける北朝鮮
どう考えても無茶苦茶です。さて、此処で樹形図登場。
①北朝鮮は核をただの交渉の材料にしているだけであって、合理的な判断の上核戦争はありえない
 この場合、北朝鮮は狂人の仮面をかぶったやり手の交渉人です。テロを行うのも、狂人を装うための手段。もし、確実に北朝鮮が核戦争をする気が無いといえるのだとしたら其れを前提にすれば合理的な結論が出るはずなんですが・・・。

②北朝鮮は今は核を交渉の材料にしているが、暴走して核戦争に成る可能性もありうる
 この場合、北朝鮮は感情のまま動くただのガキと一緒です。しかし核兵器を持ったがきはきわめて危険な状態。本当にこっちなら完全に制圧するか何とかなだめるかどちらかでしょう。
さて、外から見て、北朝鮮は1なのか2なのか。判断することはきわめて困難です。する
と、出てくるものは・・・北朝鮮に有利な交渉結果or北朝鮮の破滅のどちらか?まさに瀬戸際戦略、もしくは瀬戸際感情?という言葉がふさわしい~。




報復論
 核抑止力、相互確証破壊。核を撃ったら必ず打ち返されて相手も滅ぶが自分も滅びる。。こんな状況ですね。
 実際の核のボタンはアメリカロシアそれぞれが握っています。だから、もしロシアがアメリカに向けて撃ったらそれを探知してからアメリカが打ち返す。其の逆もまた然り。この状況を壱の状況とします
一方で思考実験でこんな核ミサイルのボタンを想像します。アメリカの核発射ボタンはダイレクトに電気信号でロシアの核発射ボタンにも繋がっています。逆もまた同じだとする。この状況を弐の状況とします。
さて、・・・壱と弐で何がどう違うんでしょう?そして、どちらの状況がより破滅的な戦争が起こりやすいのか。
 人が合理的ならどちらも変わらないはずですが、壱の方が核戦争が起こりやすいような気がするのは私だけでしょうか?


再びゲーム理論
 どうもゲーム理論はヘンな薫りがしてるきがします。なんか、人間の行動、思考を合理的な計算の枠にはめて解をだしたい。そういう願望が強く働いているような・・・。筆者はともかくとして、私自身はゲーム理論をすべて否定する気は無く、活躍の場はあると思いますし、私も勉強したいと思います。がしかしです、其れが世界のすべてであると思う気持には到底なれないのです。ゲーム理論帝国主義はどうも・・・。ゲーム理論に心酔している方はちょっとこの本読んで醒ましたほうがよいと存じます。




経済ってそういうことだったのか会議佐藤 雅彦
経済ってそういうことだったのか会議


著者:佐藤 雅彦
価格:¥ 630

日本経済新聞社


4532191424




経済ってそう言うことだったのか!

おっもしろい話何ですが、まとめろっていわれてもかなり困っちゃうんですが・・・なんとかがんばっちゃうぞ!っと・・・やっぱり無理だ。と言うことでミクロでばらばらに行くことにしますよ。基本的に自由主義的ですよ~。


 出生率
今、日本でも結構もめてますよね。子供の人数がどうのこうのって。だけど子供を何人産むかっていうところに国家が介入するって如何よ?って話です。たとえば中国・・・よく言われていますね、闇っ子の問題。戸籍に乗らず教育を受けず・・・。親は労働力が確保できて満足かもしれないけど、その子は将来どうするんでしょうね?あともう一つ例をあげればチャウシェスクの子供たち。詳しくはウィキペディアでどうぞ。悲惨なんだなぁ・・・


 影響力
影響力って持ってしまうと失うのが怖いんですよ。アメリカもそう。影響力を持ち続けたいんですよね。


 大国は何処も二枚舌:アメリカが介入する事としないこと
たとえば・・・クルド人の独立・チベット・チェチェン。これらにはアメリカが介入することはありません。少数民族の独立に手を貸しません。考えてみれば、アメリカでです、メキシコ系が独立するだとかそう言うことがあっては困るんです。だから、人道的でなかろうと放置されます。いっぽう・・・自分たちが介入したいと思うところには思いっきり人道だとか道義だとか人権だとか、そう言う言葉を持ち出します。


 フロンティア
アメリカは・・・フロンティアがある時は強いよ。。

ホモエコノミクス:経済的に正しい人間。
代替材:取って代わる物。たとえば、新幹線と飛行機
補完財:テレビとゲーム機の関係
今の流れ:要素還元主義→複雑系

真っ向から喧嘩すると・・・対等になれる。世の中は不思議です。





コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だったマルク・レビンソン
コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だった


著者:マルク・レビンソン
価格:¥ 2,940

日経BP社


4822245640




 ただの箱の発明。箱をクレーンが持ち上げてトレーラーに載せてゆく。あれれ?今まではどうやってたんだろう。人間が運び出していたんですよ!!たくさんの労働者たちがばらのにもつを。そのすさまじい不効率の改善物語。くだらない制度、ライバル、労働組合、政治・・・こんなものたちとの戦いです。いまコンテナ無しでは物流は語れないでしょう。昔は、テキサスの肉を日本人がしゃぶしゃぶにすることも、アメリカで日本車に乗ることも、中国で生産したTシャツを輸入することも考えられませんでした。すべては輸送コストがたかくつくから。今でっかいコンテナ一個送るのにファーストクラスより安いお金で送れるのです。其のコンテナには一体何個のTシャツが入るんでしょうねぇ。。。。革命ですよ。コンテナ革命!!

こんな感じの話でした。面白いとこに目をつけたな、確かに盲点だった!!って感じですかね。うーん、ちょっと思ったこととしては・・・
 つまり、価値を生むには困ってる人を助ける、なんか不効率な状態になってるところに無理やりメスを入れることが大切なのかなと。
例えば日本において困ってる人・・・通勤ラッシュ・受験で通らなかった私 とか・・・
だから・・・・都心のマンションが売れる・塾が繁盛する
うーん、不効率なのは・・・・ちょっとぱっとは思いつかないな。
でもそんなところに目をつけていけば結構面白いことができるんじゃないかな-と。思う次第なのであります。




まっとうな経済学
 非常にまっとうな経済学だと感じました。その辺で売られているコーヒーのはなしから、経済の話は繋がってゆきます。いかに消費者からお金を巻き上げるか、そして其のお金はどこに行くのか・・・其処に潜んだ希少性・情報の非対称というヒント。また、外部性不経済(環境汚染・渋滞・・・・etc)にも深く切り込んでいる。現在においてこれらの問題に対しどう対応してゆくのかとか。。他にも貧困国の現実、自由貿易の様様な利点、其れを疎外する者たちなど、具体的な例を出しながら分かりやすく説明してある本です。文系理系問わず是非。
まっとうな経済学ティム・ハーフォード まっとうな経済学
著者:ティム・ハーフォード 価格:¥ 1,890
ランダムハウス講談社4270001445



ヤバい経済学
 まっとうな経済学とは全く違った視点。世の中のヘンなとこに目をつけて、其れのデータ、情報をもとに世界を見渡す。そんな本。公平な世の中なんて嘘。情報の非対称性でいろんなところで操られています。(操ってる人もいるかもしんないけどw)そんな情報のもつ力。それについて面白い話が一つ。この場合、情報の非対称が崩れた例です。

 かの悪名高き秘密組織KKK。ただ・・・「秘密」というのが其の組織を支えていたほとんどの部分。秘密の儀式・秘密の合言葉・誇大化したリンチの恐怖。あるときラジオでKKKが扱われた。「スーパーマン対KKK」w。KKKの描写は合言葉、儀式も全部そのままに・・・。次の日から、子供たちはKKKの真似をしてスーパーマンVSKKKごっこに夢中。それからというもの、KKKは力を失い始めたとさ。仕組んだのはあのケネディーさん。

以上、ヤバい経済学でしたー
ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検するスティーヴン・レヴィット ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
著者:スティーヴン・レヴィット 価格:¥ 1,890
東洋経済新報社4492313656




あなたのTシャツはどこからきたのか?
Tシャツを作る。其れは工業では一番単純なもの、繊維産業です。多くの国が、その繊維産業の過程を経て工業化を達成しています。イギリス、アメリカ、日本、中国、東南アジア等々・・・・。其の過程では多くの労働者たちの犠牲というつらいことがたくさんありました。今も一部の国では続いています。ただ、其れは常に改善される流れにある。。そんな発展の過程を垣間見ます。現実であり現在であり、歴史。




細かい話だと・・・
自由競争
 市場の原理自由競争を褒め称える人はよくいる。本当の勝者は実は自由競争を唱える人でさえ其れをしない。彼らは自由競争を回避することに長けている。そして其れは自由競争よりももっと悪い影響を裕福でない人たちに与えうる。


他人事とは思えない症候群
 経済学者の皆さんはいま大部分自由貿易推進者たち。原理的にすごい単純でみんなが得するはずで、何も問題は無いとおもっている。保護貿易なんて最悪だって・・・
でも・・・有権者の多くは自分が利益を得られない、寧ろ損するにもかかわらず国内産業の保護を理由に保護貿易を支持する。保護貿易の恩恵にあずかるのはごく一部の人間で、大部分は不利益を被るのに。
これこそ一部の人間の政治力と大多数の人間の同情、つまり他人事とは思えない症候群によって生ずるのか?
あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実ピエトラ リボリ あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実
著者:ピエトラ リボリ 価格:¥ 2,100
東洋経済新報社4492443398




バビロンの大富豪
 紹介した中でこれだけは経済の本ではなくお金の本。まっとうなお金の使用・貯蓄・運用方法のポリシーがかかれています。古代バビロニアの格言から・・・
バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのかジョージ・S. クレイソン バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
著者:ジョージ・S. クレイソン 価格:¥ 1,575
キングベアー出版4906638090




経営学入門 上  日経文庫 853榊原 清則 経営学入門 上 日経文庫 853
著者:榊原 清則 価格:¥ 903
日本経済新聞社


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経営学入門 下  日経文庫 854榊原 清則 経営学入門 下 日経文庫 854
著者:榊原 清則 価格:¥ 903
日本経済新聞社


4532108543



経営学の入門書ですね。簡単にまとめます。

組織論
あんま面白くなかったので、すっ飛ばして読みました。とにかく状況ごとに適切な組織があること、インセンティブが働かないような組織形態はよくないこと。あと集団意思決定と個人意思決定の違いですね。其の集団意思決定の中で同調過剰という現象が起きます。其れはつまり、多数派は社会的圧力を行使、そして、自らの主張を強化・・・こんなところ。それによってちょっと現実が曲がって見えてしまうことも。。

インサイドアウト・アウトサイドイン
この両方の視点が重要。たとえば・・・ インサイドアウト・・・私たちはこれこれこうが得意だからこれをやればいいはずだ!(昔からある企業に多い)
アウトサイドイン・・・いま流行りはこれこれこうだからこれをやればいいはずだ!(新興企業に多い)
このどちらかだけでも、其れはバランスを欠いた視点ですよ。

無形資源
企業買収。其れにおいて、有形資源(実際にあるもの、お金、工場、土地とか)と無形資源(ノウハウ、伝統、取引先、流通関連、原料の入手ルート)の両方を期待する。

経験曲線
あるものを多く作れば作るほど、コストが圧縮されるというもの。其の経験曲線の価格の上を行く戦略が、利益戦略。下を行く戦略が成長戦略。

マトリックス
コストリーダーシップ |  差別化   |
------------------------------------ 
コストオンリー    |  差別化ONLY |集中戦略と呼ぶ

花形        |  問題児  |成長率が高い製品
------------------------------------ 
金を生み出す    |  負け   |成長率が低い
------------------------------------
得意分野        不得意分野
この状況を整理すること!「問題児」は切るか花形商品に成長させる。「負け」のものは切る。

スタックインザビルド仮説
コスト型と差別化型。両方お金になるんだけど、中途はんばだとうまくいかない。例・・・昔の日産。

構造苦境業種
もう、ライバルが多すぎて大変の業種。日本においては電気とかそうかな?ま、三洋潰れそうだし。

グローバリゼーション・ローカリぜーション
グローバル化といわれるが、より其の地域地域にあった戦略が求められる。そういういみではローカリぜーションも進行していると考えられる。

日本経営、アメリカ経営の目標
アメリカ
企業価値一本にしぼって・・・どーのこーの株主価値の最大化
日本
利益も大事、成長も大事、従業員の雇用、株主の利益取引先地域社会全部大事。

私の感覚でも日本の目標の方がしっくりくる。ただ、こういう目標をいって優先順位をつけないで何一つ達成できないよりは、アメリカのように優先順位を明確にして一つだけでも達成した方がましな状況というのはあるかもしれない。
目標他言説はなにもしないということの言い訳になりやすい。利害関係者が多いと何をするにでも犠牲になる人たちがいるのです。

社内ベンチャー
開発実行組織。大企業の中に利益責任を伴う小企業を作ることによって大企業病を克服する。

開発手段
買収、社内ベンチャー、提携、ベンチャーキャピタルになる、ライセンス、社内開発などなど・・・・。


以上、この本のメモでした。

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